EMANの物理学 過去ログ No.11282 〜

 ● 実はアリストテレスが正しかった?

  投稿者:ひゃま - 2011/10/14(Fri) 21:17  No.11282 
つまり当時の人々にとってアリストテレスの真空の理論も新しい摩擦力の理論も珍妙なものであり、確かめるすべの無いものなのだ。だからアリストテレスが正しいのか、摩擦力の理論が正しいのかは解らない。その解らないところをアリストテレスとは考え方を180度ひっくり返して、等速直線運動である場合はたとえ動いていても力はゼロだと断定したところに革新性がある。これは偉大なる仮説だ。そして、その後の莫大な実験事実の積み重ねの中から、今日正しかったのはアリストテレスではなくてガリレオやデカルトだと言うことが解り、この仮説は法則として確立したのだと考えなければならない。摩擦力や垂直抗力や万有引力や、その他諸々の力の存在に気づき、それらの合成法則が解らないと、この法則の正当性は見えてこない。だから力の概念の確立とこの法則の発見は表裏一体である。
http://fnorio.com/0061Newton's_law_of_motion1/Newton's_law_of_motion1.htm

  投稿者:ひゃま - 2011/10/23(Sun) 15:57  No.11348 
近代物理学の誤りの始まりは、

(2)慣性法則の発見:運動に関する物質の本性の認識転換
アリストテレスは、物質の本性は静止にあるといって、力が働き続けなければ物質は静止すると主張。アリストテレスの力学「媒体説」に対する疑問は3世紀頃からあり、14世紀にビュリダンなどの理論(投射体に手からインペトゥスが与えられ運動し続ける)が主流となっていた。
ガリレイは物質の慣性を見出し、運動に関する慣性法則を発見した(1638)。物質の本性は静止でなく、同じ速度を維持する性質(慣性)を有す、すなわち、物体に力が働かなければ等速運動を続ける。
 慣性法則は運動に関する物質観の180度転換である。力学の基礎となるもっとも重要なものである−近代力学への道を拓いた。
 これによって、力学の基本概念は力と加速度であることが認識された(アリストテレス力学の基本概念は力と速度)。
慣性法則は等方等質の無限空間で成立:空間が有限であれば、その境目で止まる。空間が等方等質でなければ力の作用なしで速度は変化する。
 ガリレイの慣性法則の発見は、地球上の水平運動としてなされたから、慣性運動は地球を一周する円運動となる。ガリレイは天体の円運動は慣性運動と考えていた。
 等方等質の無限空間で成立する完全な意味での慣性法則はデカルトにより確立された。
 慣性法則を力学理論の基礎に据えてのもデカルト。
http://zero21.blog65.fc2.com/blog-entry-64.html

  投稿者:ひゃま - 2011/10/30(Sun) 12:40  No.11378 
 これは驚くべき断定である。なぜならガリレオの時代の人にとって、アリストテレス以来物体は力が働いている場合に動き、力を及ぼすのをやめてしまったら止まってしまうのは常識だったからだ。実際床の上にある物体は力を加えて押せば動き、押すのをやめてしまったらすぐに止まる。押す力を大きくすれば動く速さが大きくなる。つまりアリストテレスが考えたように物体の動く速度は力に比例する様に見える。
 ただし、そのとき空中に投げ出された物体や、氷の上を滑っていく物体の様に力を加えていないのに動いているものは、どのように考えるのか?という疑問は出てくる。それらに対してはアリストテレスは(A)「自然は真空を嫌う。空中を飛んでいく物体の背後に真空ができるが、その部分に周囲の空気が流れ込んで、その空気が絶えず物体を押し続けており、力はちゃんと働いている」と説明した。誠に珍妙な理論である。珍妙ではあるが彼は終始一貫した理論を構築して、力と速度の比例関係を擁護しきちんと説明した。
http://fnorio.com/
0061Newton's_law_of_motion1/Newton's_law_of_motion1.htm

  投稿者:のりボン - 2011/11/16(Wed) 20:59  No.11581 
あまり大したことは言えないのですが,アリストテレスの時代は時間の概念が発達していなかったのが好かったのではないでしょうか?


数学自体は論理だけを武器にしているはずです.
時間を捨像しています.
因果と論理は同一のものではないです.
ε−δ論法だかが時間の概念を外した考えです.

ハッブルの法則だかもアリストテレス学派が考えていた,速度が距離に比例する形になっています.
ローレンツ変換の考えも,アキレスと亀の考えの方向になりそうです.


数学の応用物はほとんど論理ではなく因果を扱うために,社会に利用価値が生まれるのではないでしょうか?
数学の応用物は論理崩壊が否めないものと想えます.

  投稿者:ひゃま - 2011/11/16(Wed) 23:47  No.11585 
のりぼんさん、ご投稿ありがとうございます。

>あまり大したことは言えないのですが,アリストテレスの時代は時間の概念が発達していなかったのが好かったのではないでしょうか?

ガリレオニュートン理論とともに、近代物理学の恩恵を受けてきたのは事実ですが、「つまり当時の人々にとってアリストテレスの真空の理論も新しい摩擦力の理論も珍妙なものであり、確かめるすべの無いものなのだ。」
んーのりぼんさんの視点もすばらしいが実に「FNの高校物理」HPの方の表現が本質的ですばらしい。

つまり、今は古代帰りの最中で古代帰りしているのではっていう主旨でこのタイトルを立てました。