EMANの物理学 過去ログ No.10772 〜

 ● 原子力と人体とエネルギー

  投稿者:137さん - 2011/04/19(Tue) 00:02  No.10772 
高級な話をしている最中に間に割ってすみません。

初歩的な話ですが、どうしてα線、β線、γ線などの放射線が人体に
悪いのでしょうか? 核変換が行われたときに生成されますが、
生成時に高エネルギー(kinetic energy)を持つことにより、
人体がそれを受けて、ダメージを受けてしまうという解釈しています
が正しいでしょうか? Heも電子も電磁波自体、低エネルギーであれば
問題ないと思いますが。 

とすると、核分裂、核融合は、安全なenergy源にはなりえないという
ことでしょうか?

  投稿者:hirota - 2011/04/19(Tue) 12:03  No.10773 
γ線よりはるかにエネルギーの低い紫外線でも細胞内で化学反応を起こすのに充分なエネルギーを持っていて障害を与えます。
化学反応には不足な電子レンジの電磁波でも加熱効果で障害を与えます。
更に低周波でも電場による分極効果などで生体内の化学反応を狂わせて障害を与えるとか仮説があります。
低エネルギーであっても安全とは限りません。
逆に高エネルギーが安全にできないとも限りません。

東電の原子炉事故は、原子炉の耐用年数を40年とすると、その間に1000年に1度の災害が起こる確率は4%。
津波について何度も警告されながら原子炉事故で4%もある確率を無視するなど東電も保安院も正気の沙汰ではない。
完全に人災です。

  投稿者:メカトロ - 2011/04/19(Tue) 21:55  No.10774 
核分裂生成物のヨウ素131は放射性物質で、半減期8日でβ崩壊してキセノン131になります。甲状腺は甲状腺ホルモンを生成するためにヨウ素129(安定)を蓄積します。従って同位体であるヨウ素131も蓄積します。ところがこれはベータ線を出し続け正常細胞をガン化させます。いわゆる甲状腺ガンです。チェルノブイリ原発事故では多発したようです。

週刊現代4月30日号は原発事故の特集をしていますよ。



  投稿者:メカトロ - 2011/04/19(Tue) 22:11  No.10775 
>甲状腺は甲状腺ホルモンを生成するためにヨウ素129(安定)を蓄積し
ます。

ヨウ素129はヨウ素127(安定)の間違いです。><;


  投稿者:137さん - 2011/04/20(Wed) 01:23  No.10776 
hirotaさん、メカトロさん

ありがとうございます。もう少し調べてみます。
核変換による方法で安全なenergy源と成りうるのかと
いうことを検討したいと思っています。
結局、発生される熱エネルギーを電気エネルギーに
変換しており、危険であるし、効率も悪いのですね。

核変換時に熱に変換されないで直接電気エネルギー
に変換できればいいのに。 素人考えでした。

  投稿者:ASA - 2011/04/20(Wed) 08:04  No.10777 
>危険であるし
放射線(α,β,γ,p,n)は、小さな弾丸に例えられますから危険なことが理解し安と思います。より危険なのは、銃弾の無差別乱射魔に例えられる放射性物質ですね。
 放射性物質が生体内に取り込まれると、化学毒性に加えて放射毒性が加算されます。
 放射性物質の閉じ込めができないにも関らず、放射性物質の拡大再生産をする核分裂による原発は、危険この上ないです(狂気の沙汰)。
 安定元素を融合させて安定元素のみを作り出す核融合反応なら、放射能の危険はありません。(例えば、B{11}+H{1}→3He{4}→C{12},C{13}+H{1}→N{14}など)
現在進められているDT反応では、n(中性子)ができるので放射能リスクがあります。