EMANの物理学 過去ログ No.8121 〜

 ● 素粒子論に思う

  投稿者:明男 - 2009/12/22(Tue) 13:01  No.8121 
素粒子論を学び始めたとき恩師はこう言われた。「群論は不可欠ですよ。特にリー群についてはしっかり勉強しなさい」。勿論、不肖の弟子はなまけものの上に抽象概念は頭が痛くなるので初等群論を斜め読みして解ったことにした。すると授業にはのっけから素粒子の分類が群論に基づいて説明され、たちまち苦境に立たされた。その頃素粒子(と思われるものは百種類を超えていたと思うが)は、元素より多くなりそうな勢いだった。分類し階層化しより根源的な素粒子に基づいて統一的に説明出来なければならない。そして相互作用(反応や崩壊や生成)を矛盾無く説明する必要がある。その指針としては物理量の(反応前後の)対称性とその保存則が挙げられるが、肝腎のその反応のパターンと特性については学んでいなかった。いわば素養のないものが漢詩を読むようなもので、読み方は習っても意味するところは深く理解できなかった。EMANさんもかなり苦闘されているようですが、結局ありきたりの説明になるよりは納得の行く形までゆっくりと進められたら良いと思います。勿論応援はしていますが、逆にプレッシャーには感じないでねw。