EMANの物理学 過去ログ No.6960 〜

 ● 夫婦鑑み

  投稿者:明男 - 2009/05/31(Sun) 21:32  No.6960 
「妻を娶ら〜ば、才長(た)〜けて、見目麗わ〜しく、情けあり」、そう聞かされて育って来ても、実際は、
「妻を娶ら〜ば、口長〜けて、見目呪わ〜しく、情けなし」
となることは人生の七不思議の次に八番目です。
しかしながら、これまた不思議なことに、亭主と言えば「割れ鍋に綴じ蓋」のごとく、似たもの夫婦になっている。
えらそうに、「女子と小人は養い難し」という儒教の教えを呟いても、それは自分が大人であればこそ。
妻を責むるは鏡に向かって歯を剥き出すようなものと知るべし。

「汝、病めるときも健やかなるときも、これを愛し、これを助け、ともに歩むことを誓いますか」、聞かれて思わず、
「は〜い」(軽いな、我ながら)
ああ、あの時は舞い上がっていたから、などと言い訳をするのは大人で無い証拠。
しかし・・・だ。
「お父さん、この総菜すごく安かったのよ〜。おいしくないけど、食べてごらん」
・・・うまくないものを亭主に勧めるな。ワシは「そうだね、不味いね」、って言うのか!安物買いの銭失いという言葉をしらんのか!亭主の好きな赤烏帽子は一体何処へ行ったんだ!

三十年近く夫婦をしていると、もはや何事も達磨大師のごとく沈黙に全てを(涙も)呑み込むのであります。