EMANの物理学 過去ログ No.2005 〜

 ● 原子力発電機の解列について

  投稿者:KH - 2007/07/18(Wed) 20:55  No.2005 
いつもお世話になっております。KHです。先日、新潟中越地方で大きな地震が発生しました。被災者の方には誠にお気の毒としか言葉をかけられません。早期の復興を祈ってやまないものです。

さて、今回の地震で、おそらく初めてでしょう、原子力発電所が停止しました。これは、ある程度の揺れの大きさ以上になった場合、強制的に停止させる安全装置が働いたからだと新聞には載っていました。ですが、私の経験している限り、原子力発電機3基が一気に停止したのは初めてです。

一般的に発電中の発電機が事故などによって停止することを、解列といいます。もちろん、教科書に載っているだけで、そんな事態に遭ったことは一度もありませんでした。この場合、どのような現象が起こるでしょうか。単純に考えると、発電量が足りなくなりますので、電圧が低下するように思います。しかし、教科書には周波数が低下すると書いてあります。

これは、負荷が変わらずに発電量が下がるため、他の発電機が過負荷状態になり、回転数が下がるためだと言うのです。何となく半信半疑ですが、私の管理している電気設備に行ってみると、周波数逸脱のエラーが出ていました。しかも、16日、午前10時13分から15分までの2分間です。どんぴしゃじゃないですか。ちょっとぞくぞくしました。教科書に書いてあることは間違ってなかったんだ。などと思いながら、設備の点検をしてきました。

所で、この一両日、ネットワークや通信関係にトラブルがないですか。電源の周波数がずれるとパソコンなどのクロックがずれるため、同期はずれを起こしシステムが停止する危険があります。そのため、電源周波数の逸脱があるとネットワーク関係では問題が起こりやすいと、これも教科書には乗っていたのですが、皆様の所ではいかがでしょう。実際、私の職場のネットワークでは、18日午後1時から2時の間、やたらと動きが悪くなりました。皆さんの所ではそのようなことは無かったでしょうか。

  投稿者:kara - 2007/07/18(Wed) 21:14  No.2006 
興味深いお話ですね。

過負荷になるというのは、発電機一基あたりのノルマ電流が増えて、ローレンツ力が強くなって、発電機を回す力がよけいにかかるということなんでしょうか。