EMANの物理学 過去ログ No.1865 〜

 ● 南部陽一郎氏は、ノーベル賞受賞でしょうか?

  投稿者:凡人 - 2007/07/04(Wed) 23:41  No.1865 
またまた突然ですが、私は、南部陽一郎氏が一刻も早くノーベル賞を受賞してもらいたいと念じておりましたが、
http://www.kek.jp/ja/news/press/2007/supercomputer2.html
を読み直したところ、氏のノーベル賞受賞がかなり近づいたような気がして来ました。
(もしかすると、ヒッグス粒子の検出が、賞受賞の前提となるかもしれませんが)
ちなみに、南部陽一郎氏が、「カイラル対称性の自発的破れ」を提唱した1961年は、シュレディンガーが没した年のようです。

  投稿者:ワイル - 2007/07/05(Thu) 00:25  No.1867 
>>ちなみに、南部陽一郎氏が、「カイラル対称性の自発的破れ」を提唱した1961年は、シュレディンガーが没した年のようです。

レプトンやクォークといったフェルミ粒子には、同一の粒子でも、スピンが左巻きのものと右巻きのものとがありますね。

パウリ方程式の解となるワイル・スピノルは、左巻きのものと右巻きのものとをワン・セットにしています(ディラック方程式の解となるディラック・スピノルでは、左巻きの粒子、右巻きの粒子、左巻きの反粒子、右巻きの反粒子の4つをセットにして扱うものです)。

電磁力や強い力などは、スピンが左巻きの粒子にも、右巻きの粒子にも、同じように働きますが、弱い力では、左巻きの粒子(と、右巻きの反粒子)にしか作用しない、というように、スピンの左巻き、右巻きで、区別されます。

このように、左巻き、右巻きを区別があるものを「カイラリティ」というそうです。
左巻き粒子は、カイラリティ+1を、右巻き反粒子は、カイラリティ−1を、もつといわれます。

電磁力のように、左巻き・右巻きを区別しない現象では、「カイラル対称性」が保たれている、といいます。

弱い力では、「ゲージ不変性」だけでなく、「カイラル対称性」も破れているように見えます。

また、ディラックの相対論的量子力学から、たいがいのフェルミ粒子には粒子と反粒子がありますし、区別があります。たとえば、電子と陽電子があり、これは、電荷が正反対で、区別があります。

しかし、なかには、粒子と反粒子の区別のない粒子も存在し、それを「マヨラナ粒子」といいます。
たとえば、ニュートリーノは、「マヨラナ粒子」の例だそうです。

  投稿者:凡人 - 2007/07/07(Sat) 00:41  No.1900 
TOSHIさん
こちらの記事もお読みになられましたでしょうか?
http://www.kek.jp/ja/news/press/2007/supercomputer2.html