EMANの物理学 過去ログ No.1443 〜

 ● 妨害電磁波

  投稿者:ワイル - 2007/05/18(Fri) 12:35  No.1443 
私も、恥を考えず、童心に返っての質問します。

昔のB級SF(たとえば、昔の「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」とか)で、非常に強力な妨害電磁波で、科学特捜隊とかウルトラ警備隊の組織全体で、無線通信や電気系統が一切、使えなくなって、組織がマヒ状態になるシーンが、たびたび出てきますが、現実問題として、そのような妨害電磁波って、どのくらいのパワーでできるものでしょうかね?

まあ、しかし、我々の職場、プロジェクトでも、ウルトラマンやウルトラセブンのような、凄腕の能力をもった人間がいたりする。

でも、ウルトラマンやウルトラセブンなども、より強力な敵の前では、苦戦もするのと同様、我々の職場、プロジェクトにおける、凄腕の人間も、大きい仕事や難しい仕事では苦戦する。

そういう、より強力な敵を相手に苦戦するウルトラマン、ウルトラセブンを、科学特捜隊とかウルトラ警備隊といった組織、チームが、しっかりして支援して、最終的には勝利するシーンをみせることで、我々の現実の職場、プロジェクトでも、凄腕の人間がピンチに陥ったときは、組織、あるいはチームが、しっかり支援することが必要である、ということを、故・円谷英二氏は、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」を通して、私達に訴えているとも思える、なんていうのは、私の勝手な妄想に過ぎないかな?

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 ワイルさんのこの投稿は別スレッドにて
立て直させて頂きました。(管理人)

投稿者:ワイル 投稿日:2007/05/18(Fri) 01:04 No.1439
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  投稿者:KH - 2007/05/18(Fri) 19:04  No.1449 
いつもお世話になっております。KHです。こんにちわ、ワイルさん。面白いお話ですね。

>非常に強力な妨害電磁波で、科学特捜隊とかウルトラ警備隊の組織全体で、無線通信や電気系統が一切、使えなくなって、組織がマヒ状態になるシーンが、たびたび出てきますが、現実問題として、そのような妨害電磁波って、どのくらいのパワーでできるものでしょうかね?

この質問には私は答えることが出来ませんが、電気系統がいっさい使えなくなるような事態というのは聞いたことがあります。参考までにお返事します。

電気設備は系統の安全のために継電器という物が設置してあります。この継電器、わかりやすく言うと、リレーです。電気の使いすぎ(過電流)、予想外に電圧が高くなった(電圧逸脱)、電気が漏れた(漏電)、アースに予定外の電流が流れた(地絡)などを検出して電気を止めます。この継電器が、案外と誤動作します。私の聞いたところでは、継電器のすぐ側で携帯電話をかけたところ、継電器が反応して電気設備を止めてしまったと言うのを聞いたことがあります。

そうなると、強力な妨害電波で電気設備が使えなくなると言うのも案外あることなのかも知れません。

  投稿者:EMAN - 2007/05/18(Fri) 19:26  No.1450 
こんなのありましたよ。
 私も「ザ・デイ・アフター」を見て、
ほんとかいな?と疑問に思っていたのでした。
http://okwave.jp/qa2462509.html

そこからリンクされているこの記事も興味深いです。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0410/nuclear.html

  投稿者:明男 - 2007/05/20(Sun) 09:55  No.1459 
太平洋戦争の暗号解読合戦、長距離照準(レーダ)の開発など電磁波のプリミティブな利用から最近のハイテク機器に至るまで、ほとんどのインフラを支えるのは電磁気ですね。卑近な例では携帯から原子炉の制御盤、超高速計算機まで、原理が古典理論であれ、量子力学であれ、電(磁)場が存在し、無線にいたっては帯域過密状態なのは周知のとおりです。
電子戦もアルミ箔撒いてレーダ電波を擾乱するくらい幼稚なものならいいけれど大気圏内核爆発、それも高エネルギー電磁波発生型で敵の電子機器を動作不能にする、なんてことは冗談にもやめて欲しいろところです。(昔のマガジンやサンデーはよくこういう特集をしていたっけえ・・・)
冗談でなく半径数十Km程度の地域を数時間電子操作不能にすることは今の技術でもできる(数字は曖昧)と書いてあったような。
高密度半導体メモリー(今のICはほとんどこれだが)は確率的な故障率により宇宙線その他で脱落するエレメントがあっても全体として補償される仕掛けと聞きましたが、それにも限度があるでしょうし、電磁シールドは不完全とくれば、丸腰裸で歩いているようなものです。誘導電流が大きければ物理的に焼き切れるなどSFでよく見かける、パネルが火を噴いてどーん、てな具合でしょうね。昔でさえコンデンサが火を噴いて、よく燃えましたが。
人体も精密な電気回路と言え影響を受けることは必至ですし、ペースメーカの方を考えれば、一瞬たりとも許せませんね。
軍事施設などの中枢部がどのような対策を講じているのかは不明ですが、地中深くに造るのは(熱)力学的だけでなく、電磁的攻撃にも岩盤が有効なシールドであるからでしょうか。
光ファイバのように電磁気的影響を受けにくい搬送手段で、インフラを構築し直す必要があるのでしょうね。SF的にはやはりニュートリノ通信を実用化し、メモリを力学的な原理によるもの(たとえば結晶の歪に情報を埋め込む)とするなど、全く異なる原理の応用科学からできる社会を考察するところですかな。とりとめのない駄文失礼しました。