EMANの物理学 過去ログ No.1238 〜

 ● こんばんは

  投稿者:うら - 2007/03/19(Mon) 17:20  No.1238 
運動方程式F=maのmはなぜ必要なんでしょうか?mではなく、ある定数kとかではなぜだめなんでしょう?なんか漠然とした質問ですみません・・・。

  投稿者:EMAN - 2007/03/19(Mon) 18:18  No.1239 
> mではなく、ある定数kとかではなぜだめなんでしょう?

 いい疑問だと思いますよ。 何となく受け入れているより遥かにいいです。

 k ではだめということはなくて、そのある定数 k のことを我々は今では「質量」と呼んでいるわけです。

 しかし、歴史的にみれば、F と a が決まった後にその係数である m が定まったのではありませんでした。 この式を元にして F の方を定義したわけです。

 もし F の単位の方が先に定まっていたとしましょう。
 歴史的必然性からは、何を基準に F を定めたのか考えにくい事ですが、例えば、王様が滑車の先の専用台に乗った時に、ロープが引かれる力を 1 オーサマとする、とでも決めてあったのだとしましょう。

 すると、物体ごとに異なるある定数 k が後から決まる事になります。 その k は王様がもたらす力に対する動きにくさを表すので、「不従順度」とでも呼ぶことにしましょうか。

 やがて学者たちは、その物体の不従順度 k が、その物体の重量 m と比例関係にあることを発見するはずです。

 我々の現在の制度では、ニュートンによる力の定義により、たまたま不従順度 k と重量 m との比例定数が 1 になっているだけです。 それだから、不従順度と重量との区別を気にしなくて済んでいるわけです。

 しかし、k と m とはそれぞれ全く別の物理的意味をもっており、関係ないはずです。 なぜ物体の不従順度と、地球が物を引く力である m が比例関係にあるのでしょう。

 その疑問が、アインシュタインの一般相対論へと繋がりました。


  投稿者:うら - 2007/03/22(Thu) 13:20  No.1245 
ご返事有り難うございます。納得です。

僕が卒業した高校の物理の先生は授業は分かりにくかったです。一年生に対していきなり積分を使いだすような。(笑)
最初は嫌でしたけど、自分で勉強していくうちに授業も分かるようになり、結果的に僕が物理学科へ行こうと決心させてくれた先生でした。しかし物理が好きでない人や苦手な人からの評判は賛否両論(?)だったようですが・・・。

学校の話題が出ていたので書きました。

  投稿者:ワイル - 2007/03/22(Thu) 22:37  No.1247 
こんばんは

>>しかし物理が好きでない人や苦手な人からの評判は賛否両論(?)だったようですが・・・。

積分記号のような、見たことも無いものを見せられたときの
性格・反応によって、物理などの理系に向く人と、そうでな
い人といそうですね?

見たこと無いものを見て、「そんなものは、わからない」、
「自分は、まだ、習っていないから分からなくて当然!!」
などの反応を示す人は、物理などの理系科目やITなどには、
あまり向いていないかな?

一方、見たこと無いもの見て、「初めてみたけど、なんか面
白そう、便利そう」と思ったり、いろいろと質問したり調べ
たり、そういった人たちは、物理などの理系科目やITなど
に向いていると思います。

ちなみに、経済学、経営学などは、日本では、未だ文系科目
に分類しているところが多いかもしれませんが、欧米では、
半理系科目です。
実際、現代の経済学、経営学、金融工学では、線形代数、
微分積分、確率統計などの数学を多用しています。`

あと、いまの時代、ビジネスなどでも、分からないことは、
一人で悩んでいるタイプより、素直に「わからない!!」と
聴いてくるタイプの方が、周りからも好感もたれるようです。